磯淵猛の紅茶の話 世界の紅茶店

   
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磯淵猛の磯淵猛の紅茶の話
ダージリン セカンドフラッシュの魅力

どうしてもダージリンのセカンドフラッシュでなければならない、という時がある。伝統的な名器のティーポットやカップを前にし、くつろいだ午後。ちょっと気取ってマニアックに紅茶をいれてみたい時だ。しかもその紅茶はイギリス式のティー・ウィズ・ミルク(Tea with Milk)つまりイングリッシュ・ミルクティーでなければならない。

イギリス人が、しかも紅茶好きなイギリス人が最も最高というミルクティーがこの紅茶だ。ファーストフラッシュは旬の香りとしてはとても貴重だが、ミルクティーにするには水色が淡く、どうしてももの足りない。その点セカンドフラッシュは、味はぐっとしまって快い渋味と共に濃厚な深みを持っている。さらに香りはダージリンの代名詞でもあるマスカットフレーバーが強く、正にシャンパンのような爽やかさと甘い匂いだ。決定的なのはミルクティーに必要な水色である。決して黒っぽくないが、時間をかけて抽出すると、オレンジ色がかった深みのある赤色になる。この夕焼けみたいな優しい色に、白い牛乳を加えると、なんともおいしそうなクリームブラウンになる。

そこでこの牛乳がとても重要、まず、低温殺菌(63~65度C、30分間)の牛乳で、しかも不均質タイプ(NON・HOMOGENIZED)をお勧めしたい。
 低温での殺菌なのでタンパク質が熱変化することが少なく、あの独特なイオウ系のコゲた臭いがしない。そして、紅茶の色をしっかりと提供する。味の点で言えば、ダージリンの爽やかさを忠実に表わして、さっぱり感が強く、ベタベタした粘りがない。

いれる時の注意点としては、この牛乳は絶対に温めないこと、常温のものをカップに5分の1ほど、30〜40ccも入れ、上から熱いダージリンを9分目まで注ぐ。冷たい牛乳を入れるのでカップは持てないほど熱く温めておく。この9分目まで目一杯注ぐというのが大事で、こうすると決してぬるい感はなく、むしろ、1、2回はフーッと吹かないと飲めないほど熱い。

これで完璧、このミルクティーに合わせるなら、私ならばちょっと変わったところで、レッドチェダーチーズか白かびのブリー、青かびのスティルトンをクラッカーに乗せて噛るのもなかなかである。
「えっ、ワインじゃないのか」
と思うかもしれないが、これは実際に試していただかないといかにこの両者が合うか、しかもやみつきになるかは言い表わせない。チーズのクリーミーさと個性的な香り、そして独特な味と快い塩味、それをライトなミルクティーが舌の上からさっと流し去る。

余韻として残る快いマスカットフレーバー。ちょっとやそっとのワインではとてもここまでのエッチングは作れない。
「本当か」って
まずは今回のセカンドフラッシュを手に入れること。

 
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